みなさん、テレビを子どもに壊されたこと、ありますか?
うちは先月、やられました。
それも、よちよち歩きの小さな子による事故ではなく、 ゲームでかんしゃくを起こした7歳の息子にゲームのコントローラーを投げつけられて…(泣)
この子はかなりのかんしゃく持ちで、壊されたのはテレビが初めてではありません。
夫の仕事用のMac book、iPad pro(Apple製品の修理って高いんですよね……)。
こういった破壊行為は、親の精神と財布にダブルで相当なダメージを与えてくれます。
これを小児科の先生に相談したところ
・ゲームを始めるときに、「投げてはいけない、投げたらゲームをおしまいにする」と毎回ちゃんと注意する
というようなご助言をいただきました。
本当にその通り、ちゃんと注意しなきゃとその時は思ったのですが……
ほとんど実行できないでいるうちにテレビが犠牲になりました。
ゲーム開始時に注意ができない理由はいたってシンプルです。
忙しくて手が回らないから。
仕事や家事で忙しいとき、子どもにちゃんと注意をしてゲーム機を手渡すことはもちろん、ロックをかけたり時間制限などで子どもが勝手にゲームをできないように管理する余裕はありません。
そこで、親が毎回注意しなくても子どもにメッセージが届くように、Florigenでこんなシートを作りました。
家のルールを記入しラミネートしたものを、戒めのために壊れたまま置いてあるテレビとジョイコンの充電ケーブルに貼り付けました。
これで準備OK。
すると、これを見た息子が私のところに来てしおらしく言いました。
「投げたらゲーム取り上げるって……でも……どうしても投げたくなっちゃうんだ」。
なるほど、こういう衝動的な感情をコントロールするのは難しいですよね。
「でもそうするといろんな物が壊れて遊べなくなっちゃうよね? だから、どうしても投げたくなったらこの柔らかいクッションに投げるようにしよう、それなら壊れないから」。
「……うん、わかった、がんばる」
息子もなんとか納得してくれました。
この一連のやり取りを通じて気がついたのですが、 自分の口から言葉だけで直接子どもに注意をするより、イラストなどほかに説明してくれるものがあると、親としても感情的にならずに落ち着いて話ができるし、子どももすんなり受け入れてくれます。
このシート、せっかくなので 同じようにテレビを壊された経験のある方、いずれ壊されそうなご家庭で使えるように無料素材として配布します。 ぜひご活用ください。