子どもの食べこぼしを見える化して、きれいな食べ方を意識させる

りけいはは

こんにちは、りけいははです。

だんだんと暑さが和らぎ、食欲の増してくるこの頃。

美味しいものをゆっくり食べたいな〜と思っても、小さい子どもがいるとなかなかそうはいきませんよね。

日々の食事は食べこぼしや汚い食べ方の注意の嵐で、むしろバトルタイムになりがちです。

食事に関してとにかく困るのが本人の自覚の無さ。

未就学児なら多少の食べこぼしは仕方ないかと思えますが、小学校に上がっても食べた後のテーブルの悲惨なまでの汚さ、コップや茶碗をひっくり返す事故が一週間に何度もあると、親として情けないやら恥ずかしいやら。

なのに本人はまったく気にしていないので、食べ方が一向にきれいにならない。

食べ方をいくら注意・教育しても本人の意識が向かない限りは始まらないので、自分が食事中、どれだけテーブルを汚しているか本人が見てわかるよう視覚化してみました。

用意するのはA3のコピー用紙。

食卓にランチョンマットのようにコピー用紙を敷いて普通に食事をします。

Before(食前)

After(食後)

食べこぼしが一目瞭然。

ここで、「ほらこんなに汚して〜!」と怒りたくなる気持ちはありますが、それをぐっとこらえて「ほら、けっこう汚してるでしょ。これをできるだけ汚さないように食べようね」と優しく声かけ。

これをうちでは日々繰り返しました。

子どもだけではなく、大人も一緒にやって、どっちがきれいに食べられるか競争したり、私自身も失敗して汚くしてしまった時は、「母さんも失敗しちゃった」などと言うと子どもがなごむことも。

そして何より大事なのが、子どもが紙をあまり汚さずきれいに食べられたら、とにかく褒めること。

紙はそのままほかの大人(後から帰ってくる父)にも見せられるし、写真に撮ってジジババなどにシェアすることもできるので、複数の大人に褒めてもらうことができます。

1人より2人、2人より3人に褒めてもらえたら、子どものモチベーションが上がります。

こうして長男の場合は数カ月かけて練習した結果、派手にこぼすことはかなり減りました。

ただ、長男は中学生になった今も不器用なところがあるので、年相応のきれいな食べ方ができるとはまだまだ言えません。

それでも意識をすることで少しずつよくなっていけば、大人になるまでにはなんとかなるかな? と気長にがんばっています。