子どもが偏食を克服するまでの10年超えの道のり 〜小学校中学年編その1

りけいはは

こんにちは、りけいははです。

前回〜未就学時代編に続き、子どもの偏食がテーマです。

今回は5歳〜小学校中学年くらいまでに試した対策と子どもの反応を紹介します。

<食べ物に興味持ってくれ期>

うちの子はもともと食に対する関心が低かったので、食べたことのないものを「食べてみよう」という気にさせること自体が大変でした。

そこで、食材そのものに興味を持たせるため、いわゆる「食育体験」をあれこれトライしました。

ステップ6 100円グッズで野菜を育てて収穫する

野菜嫌いな息子ですが、自分で収穫した野菜なら食べる気になってくれるかもしれない。

そんな期待を込めて、野菜の収穫体験をできるところを探しました。

しかし、そんな場所は近所では見つからず、帰省に乗じてじじばばの知人の畑まで行くことに。

結果、自分で収穫した野菜は食べてくれることがわかったのですが、こんな体験はいつもできるわけではありません。

かといって、市民農園などを借りて本格的に自分で育てるのはハードルが高く、もっと簡単に野菜を育てられたら…と行き着いたのが、ベランダ&窓際での水耕栽培です。

100円グッズで野菜を水耕栽培しているブログ「いつでもレタス」さんと、それを書籍化した「100円グッズで水耕菜園」を参考にしました。

この方法、面白いくらい簡単に野菜が育ちます。

種まきも収穫も、容器ごとダイニングテーブルの上に置いて子どもと一緒にできるのも、手先の不器用な息子の指先訓練になってなお◎。

こうして一緒に育てて収穫した野菜は、すべて食べてくれました!

最初は育てやすいレタスや葉野菜、二十日大根などから始めましたが、次第に私が楽しくなってしまい、スナップエンドウやトマト、きゅうりなどの大物にチャレンジ。

きゅうりは、「デコきゅう」という型を使ってハート型や星型のきゅうりを作りました。

これは同じように野菜嫌いのほかの子どもたちにも大好評で、おすそわけしたお家から、「これできゅうりを食べられるようになった!」という声も聞きました。

野菜ではないですが、私たちFlorigenのいもりんの家では、田んぼのオーナー制度で稲刈りなどに参加するようになってからお米をよく食べるようになったとか。

日々食べるお米の食いつきがよくなったら、食事問題がだいぶ楽になります。

次回は野菜と同じく食べさせることが困難だった魚対策を紹介します。

〜小学校中学年編その2