物の管理が苦手な子が旅行の持ち物を自分で用意できるようになる工夫

りけいはは

こんにちは、りけいははです。

夏休みに入り、帰省や家族旅行を計画されているご家庭も多いのではないのでしょうか?

私はもともと旅行が大好きで、子どもと旅行するのも好きなのですが、うちの家族旅行は課題がもりだくさん。

2人の息子は人の話をきいてくれない勝手気ままな性格なうえに、長男がとにかくだらしない。

日々の学校の持ち物さえ用意するのが苦手なのに、旅行に行くのに何が必要かを考え、それを自分で準備し、持って行けるようにするのは至難の業。

旅行に出発するまでが一仕事です。

もちろん、子どもの持ち物を私が全部準備してしまえば簡単ですが、それでは教育にならないし、なにより旅行先で本人が着替えなどを自分で探せず、「お母さん、あれどこ?」と聞かれ続けて母はまったく休めなくなります。

さらには、うっかり私が忘れ物をすると、「お母さん、なんで持ってきてくれないの!」と怒る子どもにこっちも怒って喧嘩が勃発、リフレッシュのための旅行がリフレッシュできないなんて結果になることも。

この悲劇を避けるため、私はトラベルポーチを一式、用意しました。

1番小さいものからパンツ、肌着、Tシャツ、ズボン、細長いのは靴下、と入れる物をあらかじめ決めておき、2泊の旅行だったら2日分+予備1日分の3セットを入れるように子どもに指示します。

このルールを長男(当時、小学校高学年)に定着させるには、そもそも旅行に行く頻度が低いので年単位で時間がかかりましたが、一度覚えてからは自分で荷造りができるようになり、旅行先でも自分で着替えの管理ができるようになりました。

ちなみにうちはこのポーチセットを家族分(長男、次男、私、夫)、それぞれ色を変えて持っています。

トラベルポーチを全員分揃えるとそれなりに値段もしますが、メリットも大きかったです。

例えば、忙しくて旅行の準備にかかわれない夫が、旅行先でスーツケースを開けただけでどこに何が入っているかが一目でわかるようになったので、入浴や着替えのとき、私を介さなくても子どもを手伝えるようになり、私がゆっくりできる時間が増えました。

そして何より最大の成果は、次男が6歳にして旅行の荷造りを自分でできるようになったことです。

旅行が大好きな次男は、旅行を楽しみにしすぎて何日も前から自分で荷造りをします。

トラベルポーチの色分け+サイズ分けは子どもにもわかりやすいみたいで、自分の荷物だけでなく家族全員分用意してくれるようになりました。

次男はほかの面ではすごくて手のかかる子ですが、この姿を見ると成長が感じられ、旅行に行く前から嬉しい気持ちになります。

トラベルポーチ一式、揃えるのが大変という場合は、ビニールケースに養生テープを貼って、中身を記入する方法もあります。(養生テープの上に書くのは、旅行ごとに内容を書き換えられるようにするため)

それぞれについて数量を書いたり、使う日にちごとに袋を分けて内容を書いておくと、親が付き添わない合宿や修学旅行などで、子どもが持ち物を忘れず持って帰るのに役立ちます。

このような旅行の準備のための準備は大変ですが、ここでがんばれば旅行中のため息が減るかも!?

うちのように、物の管理が苦手なタイプのお子様にオススメです。